塗装面を腐食等から保護する
色彩による外的要素
自然環境を利用した洗浄効果
塗膜が効いている間は雨水等の自然環境を利用して、ヨゴレやホコリを洗い流してくれますが年数を重ね、厳しい自然の環境で紫外線や雨風に打たれ続けると、 やはり塗装の表面から徐々に劣化されていき、目地もコーキングが建材から離れて隙間から雨水が入ってしまいます。
放置しておくと建物自体の中が腐食してしまいます。初期段階で塗装メンテナンスをしておけば、負担する金額も少なく済ませる事も可能になります。
負担する側のお客様にとっては、塗装メンテナンスの費用も少ない金額ではありませんが、放置しておくと壁や屋根を張り替えなければならなくなってしまいます ので、出来ることであれば劣化の初期段階で塗装メンテナンスをお勧め致します。
塗料の名前 | 耐久の目安 | 特徴 |
アクリル樹脂 | 約4年~7年 | 汚れやすく、紫外線に弱い。低価格な塗料。 |
ウレタン樹脂 | 約5年~7年 | 紫外線に対応。水はじきもいいが、汚れが付きやすい。 |
シリコン樹脂 | 約7年~10年 | 紫外線に強く汚れ難い、現在の住宅塗装で多く使われてきている。 |
フッ素樹脂 | 約8年~13年 | 現在の住宅塗料では最も耐久性に優れている。高価格な塗料。 |
※ 上記耐久年数は住宅の立地条件により変わりますので、あくまでも参考としてお考え下さい。
取扱い塗料
関西ペイント
日本ペイント
現在ウレタン樹脂とシリコン樹脂が屋根塗りで主流になっている塗料で、仕上がりの艶も耐久性も7年~15年くらいと 立地条件により幅はありますが、 昔と比べてずいぶん良くなりました。
しかし、上塗りが上質となったとはいえ、耐久性を左右するのは上塗りの塗料ではなく、錆止め(下塗り)の塗装と時期が 塗装面の耐久性を大きく左右します。
※ 錆止めの効果は錆を直す塗料ではなく、健康な鉄肌に錆が発生しないように予防するというのが錆止めの役割です。
表面に薄っすらと錆が出てる頃では錆を落して錆止めを塗って再発を止める役割も成り立ちますが、 完全にトタンの内側から錆が出てきてから錆止めを塗る のでは、錆の上に錆止め・上塗りを塗って隠すことにしかなりません。
錆の上に塗装をしても少しの間は表面的に良くなった様に見えますが、実際は塗った塗膜の内側で錆の状況は悪化していきます。
最後にはトタンに穴が開いてしまうので錆が出る前、艶が落ちてきた頃の塗替えが一番良いタイミングといえます。
対応エリアは?
道南全域及び札幌市近郊対応しております。お気軽にお問い合わせ下さい。